ツイッターでは、個人が発した情報が驚くほどのスピードで伝播していきます。
これはインターネッ卜の強みであると同時に、リスクでもあります。
ネガティブな情報や、攻撃的で他人を傷つける誹誘中傷も伝播してしていく恐れがあるからです。
特に、クチコミカが強いソーシャル・メディアほど危険です。
個人同士が簡単につながることができることと、ネガティブなコメン卜を相手に簡単に投げつけることができることは、表裏一体だからです。
掲示板やブログのコメント欄、またソーシャルブックマークでは、匠名で書き込みができるようになっています。
匿名になると自己責任がなくなるので、人間は概して攻撃的になります。
それがトラブルや炎上の元となるのです。
ただしツイッターでは、そうしたトラブルが少ないといわれています。
ネガティブなコメントや攻撃的なメッセージが届くこともありますが、他のソーシャ/レ・メディアのように、それが連鎖反応を起こすことは少ないといえます。
なぜなら、ツイッターは、IDがはっきりしているからです。
どういうことかというと、掲示板やブログのコメント、またソーシャルブックマークでネガティブな発言をするのは、言ってみれば、人の家の庭に汚物をまきちらすようなものです。
その庭の持ち主がお前は誰だと怒っても、匿名が相手では、まともに対応することはできません。
一方、ツイッターでネガティブな発言をした場合は、それはすべて自分の発言として、自分のタイムラインに残ります。
つまり、自分の家の庭を汚すのと同じことです。
庭がきたない家には、誰も遊びに来たがりません。
ツイッターにおいてユーザーが知人以外の誰かをフォローするときは、プロフィールとその人のタイムラインをざっと確認するのが普通ですが、そこに、ネガティブで攻撃的な発言ばかり並んでいると、フォローしてもらえません。
ネガティブな発言ばかり繰り返しているユーザーは、こうして他のユーザーとつながる機会を自ら失って、自然に淘汰されていくわけです。
ツイッターは、たった140文字のつぶやきではありますが、だからこそ、その人の生身のコミュニケーション能力が要求されます。
人柄が伝わればフォロワーは増えますが、逆に発言の内容がつまらなければ、なかなか取りつくろうことはできません。
その意味で、万人向けとは言い難いメディアです。
そんなツイッターですが、フォロワーを買う事もできます。
ツイッターズというサイトでは、お金を払えばTwitterのフォロワーを買うことができます
なかなかフォロワーが増えないと悩んでいる人には救いのサービスかもしれません。