「ファクタリング」ってどんなサービス?

ファクタリングサービスとは、主に企業が使う資金調達方法です。自分のお金で資金調達します。

一般的に、2つの会社で行う2社間ファクタリングと3つの会社で行う3社間ファクタリングがあります。

資材会社AはB社に50万円分の資材を売っています。B社からの支払いが行われるのは2カ月後とします。この2カ月間の間A社はB社から支払いの入金をされません。ただ問題があるのは、AからBに売上金が移動した際に後払い決済だと手元にお金が入るのが遅れてしまうという点です。

ファクタリングでは、A社の支払った債権(支払いを受けられる権利)をファクタリング会社に売却し、B社はファクタリング会社から代金をすぐに受け取ることができます。A社はファクタリング会社にお金を払うことで手続きが完了します。

ファクタリング会社は売掛金の数%~数十%を手数料としてもらいます。

ファクタリングは審査が通りやすく、赤字の会社や開業したての会社であっても利用可能です。

ファクタリングを利用するメリット

ファクタリングのメリットとして、迅速に資金調達が可能な点です。早い場合、1日で資金調達ができるので、資金繰りに困っている企業にはおすすめな方法です。

ファクタリングは、ファクタリング会社が売掛債権の買い取りという性質上、企業の安定度がある程度が証明されれば利用が可能です。

またファクタリングには不渡りリスクがないという点もあります。ファクタリング時に債権の売却をファクタリング会社に依頼するとき、ファクタリング会社に依頼した企業は、何らかの理由があって債権が支払われなかった場合、保証の義務が発生しません。

それに加えて、取引先企業への通知がなくとも、ファクタリングが利用可能です。